Alteryx CommunityのLive Trainingを受けてみた―The ‘Favorites’ Tools編―

Alteryx CommunityのLive Trainingを受けてみた―The ‘Favorites’ Tools編―

Clock Icon2020.02.28

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Alteryx絶賛勉強中のshoです。
初心者の私でも、動画の聴講で使い方がわかる!!ということで、前回に引き続き今回もLive Trainingを利用して各種ツールに関して学んでいこうと思います。

事前準備

Live Trainingの動画を見るにあたり、Alteryx Communityにてアカウント登録を行い、サインインしておく必要があります。

Live Training:The 'Favorites' Tools

The 'Favorites' Tools

課題

“お気に入り”カテゴリーにあるツールを利用してデータを結合し、分析する

使用するデータ

ある販売店の以下2種類のデータ

  • 店舗の地理情報
  • 各店舗の販売

実施する処理

  • 別々にあるファイルを結合
  • 分析する対象の店舗タイプを1つ選択
  • 地域ごとの売上合計、売上平均、店舗数を計算
  • 総売上高上位5店舗を出力

使用するツール

  • 集計
  • ソート
  • サンプリング
  • データ閲覧
  • データ出力
  • フォーミュラ
  • データ入力
  • セレクト
  • ユニオン
  • フィルタ
  • 結合

ワークフロー

実際に作成したワークフローの処理の流れは以下のようになります。

  1. データ入力:売上データを抽出
  2. セレクト:フィールド名の変更、およびデータ型の変更
  3. データ入力:地理情報データを3ファイルから抽出
  4. ユニオン:3ファイルを統合
  5. セレクト:店舗番号のデータ型を数値から文字列に変更
  6. フィルター:地理情報データよりタイプが“Mall”の店舗情報のみ抽出
  7. 結合:売上データと地理情報データを店舗番号をキーに結合
  8. フォーミュラ:顧客毎の平均売上のデータ項目を追加し、総売上/総顧客数という演算子を設定
  9. サンプリング:総売上の高い5店舗のみを抽出
  10. データ閲覧:上記集計結果を閲覧
  11. 集計:地域別にグループ化し、総売上の合計・平均、店舗数を算出
  12. データ出力:上記修正結果をCSVファイルに出力
  13. ソート:総売上の高い順にソート

まず、データ入力ツールを利用して各種データを取り込みます。

■地理情報データ

■売上データ

次に、売上データの方は、“セレクト”ツールを使用して、以下の処理を実施します。

  • フィールド名の変更
  • 店舗番号のデータ型をDoubleからStringに変更

地理情報データの方は、3ファイルに分かれているファイルを“ユニオン”ツールを使用して統合します。
その際、以下の3つの設定方法があります。

  • 名前による自動設定
  • 位置による自動設定
  • 手動でフィールドを設定

今回は、各ファイルの項目名称が一致しているので“名前による自動設定”を選択します。

ここで、早速データの結合をしたいところなのですが、地理情報データを確認したところ店舗番号フィールドにあたる“Store Num”のデータ型が数値となっていたので、文字列に変更しました。

結合ツールを使用する前提条件として、結合(JOIN)対象のフィールドのデータ型が文字列である必要があります。

結合対象の双方のフィールドが文字列型になったところで、地理情報データと売上データを結合します。
指定するフィールドは店舗番号情報としてデータに含まれている“store num”と“store number”になります。

フォーミュラツールを使用し、顧客毎の平均売上のデータ項目を追加、総売上/総顧客数という演算子を設定します。

  • “+列の追加”を選択し、“Avg Sales per Customer”という列を追加
  • 式に、“[Total Sales]/[Total Customers]”と入力

次に、総売上の高い5店舗を抽出するため、その前準備としてフィルターツールを使用し、“総売上”にて降順にソートします。

そして、サンプリングツールを使用し、“最初のN行”を選択し、N行を5と指定し、総売上の高い5店舗のみを抽出します。

続いて、集計ツールを使用し、総売上の合計・平均、店舗数を算出します

この際、

  • 地域でグループ化
  • 総売上の合計
  • 総売上の平均
  • 店舗番号のカウント

を指定します。

最後に、データ出力ツールを使用して、CSVファイル形式にて出力をします。

これにて、お気に入りカテゴリーのツールを使用したワークフローの作成が完了しました。

最後に

今回のLive Trainingは、お気に入りカテゴリーにあるツールを使用したワークフローを作成しました。
これからも引き続き、Live Trainingの聴講は続けますが、その他にどんなツールがあるのか、各ツールでできることを学んでいきたいと思います。

Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください

日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。

alteryx_960x400

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.